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2013年7月20日 (土)

手ぬぐいから脱線。つげ櫛マニアです。

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以前、この手ぬぐいを紹介した時に、ちらっと つげ櫛が大好きだ、と書きましたが
今日はそのことを。

7年くらい前からつげ櫛を愛用し続けてます。
使うきっかけになったのは、わたしは髪の長さがセミロングぐらいを
うろうろしてるんですが、学生のころからずっとポーチに櫛を入れていました。

大きな化粧ポーチを持ち歩くのが嫌なので昔から最低限の化粧直しアイテムくらいしか
持ち歩かないので、ブラシは嵩張るので持ち歩くのが嫌で
そうすると必然的に櫛になりますよね。

(タオルとかブラシとか、わたし、ほんとつくづく、
嵩張る物が嫌いなのね、って書いてて思いましたw)

長いこと、プラスチックの櫛を数百円で買ってて、そのうち歯が折れるので
買い替え、買い替え、買い替え。櫛って消耗品だと思ってました。
そんな10年間。

いい加減買い替え面倒くさいなーと思ってた頃に
木櫛はどうだろう、と東急東横デパートの呉服和雑貨売り場で見つけた
つげ櫛、とか書かれた櫛を買いました。3000円くらい。

Kusi1

メーカー不明の中歯 値段からしてたぶん外材 (まだだ櫛オタクじゃない頃に濡れ髪解いたら歯が曲がっちゃった…。)

これが私と櫛の出会いでした。

そしてあるとき、実家で民放ローカルテレビで、
名古屋のつげ櫛職人さんの工房を訪ねる番組を見たんです。
つげ櫛を作る工程の作業の多さや木の種類とか、
今までなんとなく使っていた私のつげ櫛とは、全く別物だということを学びました。

興味を持たれた方は、ネットで検索するとすぐ分かると思うんですけど、
本つげ って焼印されてて、数千円(概ね5000円以下くらいかな)で
お土産屋さんとかで買える櫛ってのは、
外国産の柘植で、ほとんど機械で作って、最後の仕上げだけ
人間の手がちょこちょこって入るものなんだそうです。

国産の柘植を使ってて、職人の手作りだと、そんなに安くできないんだそうです。

私が2年前に、東急の和装雑貨売り場で買ったつげ櫛はまさにこれ。

3000円くらいで、本つげの焼印。

こういう安いつげ櫛は、外国産(タイとか)の柘植によく似た木で作ってるそうです。
暖かい国で育った木なので、育ちが早く、国産のゆっくり育った木とは
まったく質感が異なるんだとか。

これを知ったとき、私は、ちゃんとしたつげ櫛がほしくなり、
つげ櫛マニアックへの道が始まるのです。

次に買ったのが京都十三やの4寸中歯

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もう6年間くらい使ってるかな。

センチでいうと12センチくらい。歯先が丸くて後頭部を解くと地肌への当たり心地がとても快適です。

Kyou132

京都十三やの4寸。小ぶりです。使いやすい。


Hiro

廣島櫛の細歯。2008年夏に入手。
細いので、髪はスルスルになるのですが、いきなりこの櫛は勇気がいります。
中歯で解いてからこの櫛、というのがいいかな。
細歯は美しくて、髪も櫛自体も手入れのし甲斐があるけど、
ポーチに1つ入れておけばこれで十分というわけではないかな。
ガシガシ解くには不向きかも。

Hiro2_3

廣島櫛。13センチ。

Kit_2

これは今年買った櫛。喜多製作所の大きな櫛。18センチくらいあります。

日本橋三越に物産展で来ていた時に買いました。
2万円程度で出来るだけ大きなもので中歯で、分厚いもの。
物産展いいですね。ものすごくたくさん商品が並んでるし、
催事場なので、気兼ねせず手に取れます。

京都十三やとか、二十三や金竹堂とか かづら清とか 京都の有名どころの櫛屋さん、
京都に行ったときに何軒か訪問しているのですが、
とても敷居が高いですよー。
ああいうお店でどうどうと買える人間になりたいですが、わたしは無理~。
つげ櫛、探したいな、って思ってる方は物産展お勧めです。
店員さんからも逃げやすいしw 品数豊富だし、
店員さんに自分の髪質に合う歯も聞けるし、サンプルで解くこともできるし。

Kita2

喜多製作所の櫛。一番分厚いところで12ミリくらい。櫛の背にしっかり指が置けます。

大きいので自宅の鏡台に置いて使う感じ。

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物産展で見た一部分。いっぱい見れて楽しいですよー。

手持ちの櫛並べてみましょう。

Kusi3

上から、喜多製作所、京都十三や、職人の廣島政夫さん

この3本だと、木目が一番細かくツルツルしたさわり心地なのが
京都十三や→喜多→廣島 という順になります。
廣島櫛はさらさらした触り心地です。

Dsc_0105

櫛の手入れ、つばき油も合わせて使ってあげてくださいね。

わたしは、洗髪後、タオルドライ後の濡れた髪につばき油を数滴とってドライヤーしています。
整髪料はこれだけ。普通量のストレートの髪質です。
乾燥した冬の室内でもつげ櫛で解けば静電気も発生せず、髪がまとまります。
髪、きれいね、ってよく言ってもらえます(それくらいしか褒めるとこがないとかゲフンゲフン)
褒めてもらえたときは、すかさずつげ櫛をおすすめしています。ホント、いいですよー。
手ぬぐいと一緒で、かさばらず、使う所作も美しいし、長年使えて自分の色に馴染んでいくところも好きです。

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コメント

初めまして。
柘植の櫛を購入したいのですが、画像の猫のブラシは
どちらで購入されたのか教えていただけないでしょうか?

よろしくお願いします。

コメントありがとうございます。
別府つげ工芸さんです。
http://www.tsuge-kushi.com/item02.html

早々のお返事ありがとうございます!
ブラシタイプで、ヘッドマッサージも兼ねたいと思っていますが、
平型もあったほうがいいのでしょうか?
どのように使い分けていますか?

つげ櫛といえば、私の暮らす大阪府貝塚市の伝統工芸品です。全国シェア80%超を誇り第一位。京都のお土産屋さんにも卸しているそうです。こちらでは和泉櫛と呼ばれます。

我が家の近所にある、つげ櫛工房「辻井忠商店」では、職人さんが櫛を製作しているところを見ることができます。
また、国産つげと輸入つげ、ミニチュア櫛の根付、B級品が工房価格でお買い得。B級品は、素人目には判別つかない程度の黒い点が櫛目にあるというようなものです。
飾り彫り、透かし彫り、手描き絵柄など見ているだけでも楽しいですよ。私は椿の彫物、薔薇の彫物、牡丹の絵柄など、色々集めました。

工房には非売品も展示されています。
以前展示されていた古くて大きな櫛が忘れられず、いつか何とか買い取りたいと目論んでいます(笑) 繊細で見事なクジャクの彫りが忘れられません。

和泉櫛は工房が一番お買い得ですが、いくつかネットショップもあるようです。
貝塚市には櫛の神社もあり、櫛供養をしています。

以上、貝塚市の櫛マニアからでした。

廣島政夫さんの櫛はどこで購入されましたか?

コメントありがとうございます。
日本職人名工会のHPで買った(餞別で買ってもらった)のですが
今はもう取り扱いがないみたいですねえ…

京都の十三屋さんも良いですが、二十三屋さんもおすすめです。私は二十三屋さんのをつかわさせてもらってますがとってもいいですよ‼歌舞伎役者さんや芸子さんも行きつけだそうです。

つげ櫛購入で悩み、ここにたどり着きました。

京都の十三やか上野の十三やで迷い中です。歴史の深い上野も気になります。
上野の十三やのつげ櫛は使った事ありますか?

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